サーバのハードウェアが古くグラフィックアダプターがOSでサポートされていない場合で、グラフィックベースのインストールができない場合は、VNC経由でGUIインストールできます。
- OSのインストールを開始するまでは、コンソールから入力
- サーバを構築するネットワークセグメントは、DHCPでIPアドレスの割り当てができる前提
- VNCクライアント(UltraCNV Viewerなど)を別途用意
- インストールメディアから起動
- カーソルを「Install Rocky Linux 8」に移動
- TABキーを入力すると画面下に入力領域が表示される
- 「inst.vnc inst.vncpassword=パスワード」を追加入力しEnterキー入力
「=」は、USキーボードとなっているので注意する(JISキーボードの場合は、「^」)
「inst.text」を追加するとテキストベースのインストールとなる。 - VNCサーバが起動し、接続用の情報(IPアドレス:ポート番号)が表示される。
- 上記の内容でVNCビューアから接続
- VNCビューアで、通常のGUIインストールを実施
- インストールが完了し、「システムの再起動(R)」をクリックするとシステムが再起動
- 以降は、コンソールから作業
- ライセンスの承認を聞いてくるので、「1」「2」「q」「yes」を順に入力し完了する。
「1」: 1) [!} Licwense information
「2」: 2) [ ] I accept the license agreement.
「q」: quit - テキストモードでシステムが起動され利用可能となる。
(参考)起動オプション