Redmineサーバ

 素晴らしいプロジェクト管理システムが色々とSaaSで提供されていますが、無料で利用できるオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアのRedmineサーバを構築し運用してみると最低限の機能は、十分活用できたので構築メモを作成しました。(2023年5月18日構築時の情報)

 運用に関しては、書籍「逆引きでわかる! Redmineハンドブック バージョン5.0対応」を参考に行いました。

(前提条件)
 ・ Postfix、http(s)、MariaDBの構築が完了していること
 ・ 作業は、すべて管理者権限(root)で実施すること
 ・ Redmineの利用は、他のサービス(Wordpress等)と同居するので「/redmine」でアクセス

ruby & rails のインストール

 Redmineは、ruby & rails を使用しているのでインストール

Redmineのインストール

 バージョン 5.0.4 をインストール

Apache Passengerのインストール

 3000番ポートでの運用は嫌、httpsを運用しているので、個別設定ではなく「Apche httpd」に同居させたいので「Passenger」をインストール

「Passenger」のインストール

Apache httpdの設定

 上記の「passenger-install-apache2-module」でApcheの設定が出力されるので、そのモジュール内容を記載(各バージョンでパスが異なる)

再起動

 再起動後の1回目のアクセスは、時間を要するので注意。

環境設定

cron設定

(設定内容)
 ・ 再起動直後にアクセスすると時間を要するため毎朝5:00にダミーアクセスを行う。
 ・ 期限切れのチケット情報を毎朝9:00に担当者にメールで送信する。

ログローテーション

 ログ(/usr/local/redmine/log/production.log)が肥大化するのでログローテーションに追加
  ・ production.logのローテート

Redmine動作確認

 https://FQDN/redmine

  初期ユーザ/パスワード:admin / admin
    → 初回ログイン後にパスワード変更

※ 初期検討・設定項目(詳細は、書籍等で確認)

管理
 ロールと権限
 トラッカー
 設定 > 全般
  プロトコル
  テキスト形式(Textile) ※ 最初に決定すること(運用中に変更は表示が乱れる可能性)
 設定 > 表示
  テーマ
 設定 > 認証
  認証が必要           はい
  ユーザーによるアカウント登録  無効
  「パスワードの最低必要文字数」
  「パスワードの必須文字種別」
  二要素認証
 設定 > プロジェクト
 設定 > ファイル
 設定 > メール通知

 プラグイン

 

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