シリアルインターフェースをコンソールとして利用できる場合のメリット
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- サーバに常時コンソールが接続されていない(ラックマウントサーバ)
- ファイアウォールの設定ミスでSSH接続またはCockpitの接続ができなくなった場合
- ブート時のエラーが発生した場合の対応(未確認)
- カーネルパラメータの変更なので自己責任で実施
- 接続するデバイス(Windows PCでTeratermなど)は、別途用意
- デバイス名(ttyS0)は、個々のシステムで確認
設定ファイル(/etc/default/grub)に「console=ttyS0,9600n8」の定義を追加
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GRUB_CMDLINE_LINUX="resume=/dev/mapper/cl_XXXX-swap rd.lvm.lv=cl_XXXX/root rd.lvm.lv=cl_XXXX/swap rhgb quiet" ↓ 以下に変更 GRUB_CMDLINE_LINUX="console=ttyS0,9600n8 resume=/dev/mapper/cl_XXXX-swap rd.lvm.lv=cl_XXXX/root rd.lvm.lv=cl_XXXX/swap rhgb quiet" |
設定の反映
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grub2-editenv - unset kernelopts grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg reboot |
サーバのシリアルポートから接続(9600bps、8ビット、ノンパリティ設定)出来る様になる。